免疫細胞って何?たのもしいヒーロー免疫細胞 六人衆!

 

専門的な話でちょっと長くなってしまいます。時間のない方は飛ばして頂いてもかまいませんので。

免疫力は血液中の白血球の中に存在していてその白血球は免疫細胞から成り立っています。

免疫細胞の内訳は

1番手!!
マクロファージ 5%

リンパ球を構成している

2番手!!ヘルパーT細胞

3番手!!キラーT細胞

4番手!B細胞

5番手! NK細胞35%

6番手!!顆粒球60%

あわせて 免疫細胞 六人衆!

と、出揃ったところでそれぞれの役割を解説したいと思います。

免疫細胞は自然免疫系と獲得免疫系によって成り立っています。 自然免疫とは、生まれつき持っている免疫系で獲得免疫とは、いろいろな抗原、ウィルスに感染することで身につく免疫系、いわゆる抗体のことです。

自然免疫( 生まれつき持っている免疫系 ):マクロファージ、NK細胞(癌専門)、好中球( 顆粒球 )

獲得免疫系( いろいろな抗原、ウィルスに感染することで身につく免疫系 ):B細胞、ヘルパーT細胞、キラーT細胞

ウィルスが体内に侵入するとまずマクロファージがウィルスを捕食し同時にマクロファージがリンパ球へウィルスが侵入したという情報を送ります。
いうなればマクロファージは城を守っている門番でしょうか。敵が来るとその敵を攻撃しつつも鐘を鳴らしリンパ球へ敵来襲の合図を送ります。

またマクロファージは リンパ球の ヘルパーT細胞と共同しサイトカインを放出します。 サイトカインは NK細胞、Tキラー細胞、B細胞を活性化させる重要な働きをします。

マクロファージから情報を受けた白血球内の司令塔的役割ヘルパーT細胞はキラーT細胞、 B細胞 へウィルスへの攻撃指令を出します。 キラーT細胞が細菌、異物を攻撃している間に B細胞はその細菌、ウイルスを分析し抗体を生成します。
スポーツで言うならば ヘルパーT細胞は監督で キラーT細胞、 B細胞は要の選手と言ったところでしょうか。

NK細胞:NKとはnatural killer の略で文字道理殺し屋。 自分勝手に体を巡回し癌細胞を見つけると攻撃します。 NK細胞はスポーツチームでいうところの一匹狼のエースでしょうか。

白血球内の約半分を占める顆粒球は通常1、2日しか寿命がないので随時生成されています。 顆粒球に内訳は90%以上が好中球で残りが 好酸球、 好塩基球です。
好中球は非自己と認識した、つまり外部から体内に侵入してきた異物、細菌などを細胞内に取り込み消化します。それを 貪食するといいます。

免疫力はリンパ球と顆粒球のバランスがとても重要でそのバランスが極端に崩れると、いろいろな疾病に見舞われる可能性が高まります。かつ免疫系が正しく働くににはそれぞれの細胞の迅速な自己・非自己の異物の認識及び攻撃の開始と終了がポイントとなります。細菌が死滅したにも関わらずむやみやたらと攻撃を続けては体を傷つけてしまうからです。

免疫系のバランスが崩れると 細胞が敵を見つけられなかったり攻撃力が弱まり敵を殺せなかったりします。それが免疫力が低くなっている状態です。

つまりここ10年間私の免疫系のバランスが崩れており免疫細胞が風邪のウイルスを見つけることができなかったか、殺せるほど攻撃力がなかったということでしょう。

それでは次はいったい何が原因で免疫系のバランスが崩れ免疫力が低下していたのか見ていきたいと思います。